楽天市場で売れる商品の選び方

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こちらの記事では、ネットショップを始めようと思っているが、いざ始めようにもどのような商品を販売すればいいかよくわからない、
といった方に、具体的な商品探しの手順から商品選定の基準までをお伝えします。
この記事を読み終わるころには、自社として販売すべき商品の決め方が明確になっていることでしょう。
それでは、さっそく説明に入っていきます。

楽天市場で売れる商品とは

楽天市場で売れる商品について、商品特性と楽天市場の仕組みの観点から説明していきます。 

商品特性

ECでは商品を1画面で比較できるため、以下の条件に合った商品が売れる傾向にあります。

  • 型番商品もしくは相場が認知されているジャンルで安い商品
  • 他社にはなく、品質が高い仕入れ・オリジナル商品

当たり前だろうと思う方もいらっしゃるかと思いますが、当たり前を抑えていなければネットショップを成功させることは難しいので、
基本だと思って覚えておいてください。

楽天市場の仕組み

楽天市場では、売れている商品がさらに売れていきます。そんなこと言われたら元も子もないと思う方もいらっしゃると思うので、
仕組みを説明していきます。

まず、ネットショップでの購買プロセスを考えてみましょう。
楽天市場やEC店舗で商品を購入するとき、どのように商品を探しますか?
まずは商品名もしくはほしい商品に関連するキーワードで検索するという方が多いのではないでしょうか?
基本的にはどのユーザーも検索を行うため、いかに検索結果上位に商品が表示されるか?が重要です。 

楽天市場では、検索結果の上位に表示されるロジックに商品の売上が入っているため、
売れている商品の売上がさらに上がっていく構造になっています。
 

楽天市場で売れる商品の見つけ方

簡単に言うと、市場規模が大きく、市場が伸びているジャンルで、
検索結果が上位の商品が楽天市場あるいはECで売上が上がっている商品です。

以下の順で調べるのがよいでしょう。

  1. Nint(https://www.nint.jp/)、markbench(https://markbench.jp/)といったツールを活用して、楽天市場のジャンルごとの市場規模や他社売上を調査できます。自分が何となく販売したいと考えているジャンルの市場から調べてみましょう
  2. 販売したいジャンルが何となく決まったら、次は具体的にどのような商品が売れているか調査が必要です。楽天市場や他ECモールで商品検索を行い、上位10商品程度をPickUpしていきましょう。商品に合わせた評価軸で調査結果を整理すると、判断しやすいです。
    (調査例)
    商品調査リスト
  3. 調査したなかで、自分が販売したい商品が出てくると思います。その商品が一体どのようなプロモーションをしているのか調査しましょう。ネットショップ関連のプロモーション手法は基本的には以下に絞られます。
    • ECモール内の広告
    • SNSでの紹介
    • WEB広告(リスティング広告やSNS広告)
    • アフィリエイト
    • (雑誌広告)
    • (TVCM)

上記の調査を行うと楽天市場で売れている商品がどのような商品で、どういったプロモーションによって売上が上がっているか、わかってくると思います。

自社として仕入れる、もしくは製造する商品の選定基準

この記事を見に来ている方は自社で販売するもしくは支援をしている会社で販売する商品を探している方が多いと思いますので、自社で販売したときに利益が取れるのか?自社のブランドとカニバらないか?というような観点でも商品を見ていきましょう。

  1. 自社での仕入れもしくはOEM製造販売をした場合、利益が残るのか?調査しましょう。
    ECモールで販売する場合、粗利(販売価格から原価を引いたもの)で60%はほしいところです。
    ECモールでは、販売手数料、システム利用料、決済手数料、などが10%程度かかったり、物流費が、自社で処理するか、外注するか、で変わってきます。
    一度しっかりコスト計算をしましょう。
  2. 自社で商品を販売する場合、自社の強みを活かして競合商品に勝てる特徴を作れるか検討しましょう。
    自社工場があって、安く製造できたり、他社にはないコンセプトを打ち出したり、できることは多いです。最初にどのような強みがあるか理解していないと、よくある商品を通常の値段で販売することになり、まったく売れません。
  3. 自社既存ブランドや事業との不整合が発生しないか?検討しましょう。
    せっかく販売した商品が自社既存ブランドと競合したり、ブランドイメージが毀損したらもったいないですよね?(例えば、Gucciが100円ショップで新しい商品を販売したらどう思いますか?ブランドラインが違っていてもイメージが悪くなりますよね?)

自社のオリジナル商材の販売については、下記記事で詳しく解説しているので読んでみてください。

まとめ

楽天市場で売れる商品を知るには、以下の順で調査および商品検討を行いましょう!
これで売れない商品に無駄なコストをかけてしまった、、、ということは起こらないはずです!

  1. Nint(https://www.nint.jp/)、markbench(https://markbench.jp/)といったツールを活用して、楽天市場のジャンルごとの市場規模や他社売上を調査
  2. 楽天市場や他ECモールで商品検索を行い、上位10商品程度をPickUpしていきましょう。商品に合わせた評価軸で調査結果を整理
  3. 対象商品のプロモーション方法調査
  4. 自社での仕入れもしくはOEM製造販売をした場合、利益が残るのか?
  5. 自社の強みを活かして競合商品に勝てる特徴を作れるか
  6. 自社既存ブランドや事業との不整合が発生しないか?
Writer平野 将大
大学卒業後、楽天株式会社に入社。 インテリア、美容、,プロテイン、サプリメントの企業を中心に各種コンサルティング活動に従事。関西エリアの店舗様をサポートした後、東海エリアへと異動し、店舗様のEC事業の支援に全力を注ぐ日々を過ごす。楽天月間MVP受賞、新規立ち上げ店舗様をご支援で月商1億まで引き上げるなど、仕事人間になる。その後、EC事業に特化したコンサルタントになるべく、株式会社Proteinumに参画。 ちなみに、恋愛経験が豊富なため、恋愛コンサルタントの異名を持つ。

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