はじめに揃えたい撮影機材

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【記事の対象となる方】

  • 楽天、アマゾンなどのECモールに出店して、これから売上をあげていきたいという方
  • ECの物撮りをするために必要な機材を知りたいという方

この記事を参考にしていただければ、物撮りの初期準備は完璧です!

楽天市場に出店したが、正直ページの制作や商品の物撮り方法がよくわからない、、、アマゾンに商品に登録したいけど、まともな画像がない、、、ECを始めたばかりだと、悩みは尽きませんよね。しかし、物撮りはECの命といっても過言ではありません。なぜなら、商品画像は「商品の顔」だからです!どんなに良い商品を販売していても、商品画像が見にくいものだったら、ユーザーには購入してもらえません。検索結果を見て、「おっ!なんだこの商品?」、「この商品見てみたいな」、そう思わせる物撮りを実現するため、まずは撮影機材について、説明していきます。

【必要な撮影機材一覧】

  1. カメラ
  2. 三脚
  3. パソコン
  4. 照明
  5. トレーシングペーパー
  6. 背景紙
  7. レフ板

上記の機材を集めれば、撮影については問題なく始められます。

以下では、選択肢が多いカメラ、意外と難しい照明について、それぞれどのような用途で、どのような商品を集めればよいのか、説明していきます。

カメラ

カメラは主に以下の3種類があります。

  • 一眼レフ・ミラーレス一眼
  • コンパクトデジタルカメラ
  • スマートフォン・タブレット

一眼レフ・ミラーレス一眼の方が画質が良く、よりプロっぽい写真が撮れる一方で、設定が難しかったり、高いといったデメリットがあります。スマートフォン・タブレットの方は、画質は落ち、一般的なイメージですが、設定が簡単で、安いといったメリットがあります。

それぞれ目的によって、必要な機材が変わってきます。

一眼レフ・ミラーレス一眼

以下に当てはまる場合は、一眼レフ・ミラーレス一眼を用意することをおすすめします。

  • 多数の撮影がある場合
  • 高級商材など写真のクオリティーが必要な場合
  • 衣料の生地感やジュエリーの質感の表現が必要な場合
  • パソコンと接続して使用する場合(テザー撮影)
  • ストロボライトを使用する場合

特に画質のクオリティを担保しなければならない場合は、一眼レフ・ミラーレス一眼の選択が必須になります。設定が難しいなど、最初は敬遠しがちだと思いますが、しっかりと要点を抑えれば問題なく扱えますので、試してみてください。

機種については、エントリーモデルで十分です。画素は2000万画素前後が適切だと思います。できれば、手振れ補正機能はつけるようにしましょう。

おすすめの商品

キヤノン「EOS Kiss X90」(リンクあり)

  • 初心者におすすめの一眼レフカメラです。最適な仕上がりをカメラにお任せできる「シーンインテリジェントオート」モードや、写真の印象を変えて楽しめる「クリエイティブアシスト」モードなど初心者向けのモードが充実。
  • また、スマートフォンと通信できるWi-Fi機能が備わっており、専用アプリ「Camera Connect」をインストールすれば、画像の転送やセルフィーなどが手軽に楽しめます。

コンパクトデジタルカメラ

以下にあてはまる場合は、コンパクトデジタルカメラを購入することをおすすめします。

  • 撮影頻度が毎日ではない場合
  • 写真のクオリティーは一定水準でよく、撮影効率の方が重要な場合
  • 標準での撮影も接写も発生する場合

画質というよりは、撮影効率を重視する方向けです。

選び方としては、マクロ撮影機能を有しており、最短撮影距離が短い物、ズーム倍率が小さい機種を選びましょう。マクロモードへの切り替え設定が簡単な機種を選択しましょう。安価なモデルだと画質が低下するため、目安としては2万円以上の商品を選ぶと無難です。

おすすめ商品

キヤノン「G7 X Mark III」PSG7XMK3SL(リンクあり)

やや値が張りますが、このぐらいの機能があれば間違いないです。
1.0型の大型CMOSセンサーを搭載したコンデジです。高画質を求める方におすすめのモデル。F値1.8~2.8の明るいレンズを採用しているため、夜景や星空もきれいに撮ることが可能です。

マクロ撮影にも対応しており、最短で5cmの撮影距離まで被写体に近づけるのもポイント。花や昆虫の写真が撮りやすいだけでなく、小物の写真なども鮮明に撮影できます。

スマートフォン・タブレット

とにかく撮影を簡単に始めたいという方向けです。ディテールにこだわって写真撮影をする必要がある場合は不向きですが、ライティングに注意して撮影すれば、ある程度のクオリティで撮影可能です。

ライティングと背景色

カメラよりも重要なのが、ライティングや背景の設定です。通常の蛍光灯などでは、ECサイトに耐えうる撮影はできないため、ある程度はお金を使うことを覚悟しましょう。

背景色の選定

背景は白が基本です。ECサイトは基本的に背景色を白で設定することが多いのと、画像の加工のしやすさが理由です。

実施方法は主に以下の2つです。

  • 乳白色のアクリル板を用いて背景からライトを照射する
  • 白背景紙を使用することで、背景が白の撮影を行う

上記のライティングをすることで、きれいに商品を撮影できますが、背面からのライティングだけでは、影ができてしまうため、前面からのライティングも必要です。

前面ライト

ライティングの基本はライトの色を揃えることなので、本来はストロボを使用するのが理想ですが、定常光を利用するのをおすすめします。

具体的には、LEDライトを左右から照射します。このとき、前面からのライトが強すぎると、背面からのライティングの意味がなくなってしまうので、少し暗いぐらいのイメージで撮影していきます。

まとめ

以上をまとめると、以下の撮影機材を集める必要があります。

  1. カメラ
  2. 三脚
  3. パソコン
  4. 照明
  5. トレーシングペーパー
  6. 背景紙
  7. レフ板

なかでも、カメラと照明については、以下の通りです。

カメラ

  • 画質を重視する場合は、一眼レフ・ミラーレス一眼
  • 効率を重視する場合は、スマートフォン
  • ある程度の画質と効率を求める場合は、コンパクトデジタルカメラ

ライティング

  • 乳白色のアクリル板を用いた透過光撮影がおすすめ
  • 照明の色は合わせる
  • 前面からはLEDライトで左右から照らす

終わりに

以上になりますが、物撮りの撮影機材は集められる気がしてきましたでしょうか?商品画像が悪ければどんなに商品の品質が高くても、購入してもらえません。徹底してこだわって納得のいく商品画像を撮影できるようにしましょう!

Writer米沢 洋平

株式会社Proteinum 代表取締役

大学卒業後、楽天株式会社に入社。 初期配属は東北エリアグループにて、牛タンやりんごなどの東北の名産品の販売支援に従事。 その他、アパレル業界を専門として、大手企業を中心に各種ECコンサルティング活動に従事 (のべ担当店舗数700以上)。楽天を卒業後、経営コンサルタントの道へ進み、小売企業を中心に様々な業界において経営コンサルティング業務に従事(事業戦略策定、実行支援、EC戦略策定等)その後、株式会社Proteinumを創業。”EC業界にとってなくてはならない存在に”をミッションに、現在は自社ブランドの立ち上げとクライアントのEC事業の支援に従事。

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