オリジナル商品の販売方法

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【記事の対象となる方】

  • オリジナル商品を作りたいと思っている方
  • オリジナル商品の販売を開始しようとしている方
  • オリジナル商品をすでに販売しているが、ネットでの売り方がわからない方

最近では、ネット販売サービスが充実しており、個人でもすぐにネット販売を開始できる環境が整いつつありますね。そんななか、自分で商品を販売してみたいな、どうやったら商品を作れるんだろう?、ネットでのオリジナル商品の売り方を知りたい!そんな方がいらっしゃるのではないでしょうか?

今回の記事では、オリジナル商品を販売したいという方のために、ネット販売でのプロモーション方法を中心に説明していきます!ぜひ参考にしてください!

 

1.オリジナル商品の特性とは?

オリジナル商品ときいて、どのような商品を思い浮かぶでしょうか?

明確な定義はありませんが、オリジナル商品とは、「まだ世の中にブランドと認知されていない独自で製造販売している商品(製造は外注含む)」とこの記事では定義します。

そんなオリジナル商品の販売者側から見た特性は以下の通りです。

  • 独自で製造している商品のため、利益を確保しやすい
  • 競合商品が少ない
  • 世の中に認知されていないため、商品を買ってもらうハードルが高い
  • 最初は商品の認知上げるため、ほぼ必ず広告を活用する必要がある

まとめると、「売れれば利益を確保できるが、そもそも売りにくい」というのが、特性といえます。それぞれについて、詳細を説明していきます。

①独自で製造している商品のため、利益を確保しやすい

商品を販売するとき、販売者としては、「自社で製品を製造するメーカー」、「OEM製造販売業者」、「商品を仕入れ販売する卸業者」の3つに分類することができます。
商品だけの利益を考えると、「メーカー」→「OEM」→「卸」の順に中間事業者の数が増加するため、利益が下がっていきます。オリジナル商品は「メーカー」、「OEM」のみが販売することになるため、利益を確保しやすい、ということになります。

利益を確保しやすいということは、広告費をかけることができる、売上が上がる、より広告費をかけて売上を上げる、ある程度の売上から広告費を抑え利益を確保する、利益をさらなる商品強化に投資する、といったサイクルを早く回すことができ、事業として成功しやすくなります。

②競合商品が少ない

これについては、どのような商品を製造するか次第ではありますが、本当に自分で商品を作って、売上をつくろうと考える人であれば、市場をリサーチしたうえで、競合が少ない、もしくは、競合商品に対して優位な点がある商品を製造すると思います。結果的に競合商品が少ない状況となり、うまく売上を立てることができれば、広告費を抑え、売上をあげることができます。

③世の中に認知されていないため、商品を買ってもらうハードルが高い

自分に置き換えてみてください。知らない商品を買おうとは思いませんよね?オリジナル商品を買ってもらうには、明確な理由付けが必要です。他の類似商品と比較して、価格が安い、レビュー評価が高い、商品を調べたら自社サイトのページがきれい、商品品質の根拠が記載されている、など様々な視点でユーザーは確認します。そのうえで、購入してもいいかな?と思ってもらって初めて購入してもらえるので、オリジナル商品は立ち上げ時が一番難しいと言えます。

④最初は商品の認知を上げるため、ほぼ必ず広告を活用する必要がある

③にも通ずるところがありますが、人々に知ってもらうには、広告を活用するのが一番の近道です。ご自身がインフルエンサーであったり、有名人であれば何の問題もなく、人々にオリジナル商品を知ってもらうことができますが、一般人はそうはいきません。自社サイトであれば、リスティング広告、ECモールであればモール内広告を活用して商品を知ってもらいましょう。

2.オリジナル商品販売時に取りうるプロモーション方法とは?

オリジナル商品を販売する際に必ず必要なプロモーションですが、具体的にどのようなプロモーション方法があり、どう活用するのか説明していきます。

  1. SNS
  2. リスティング広告、ディスプレイ広告、FB/Insta広告
  3. ECモール内広告

①SNS

SNSは言わずもがな、FBやInstagramといったソーシャルネットワークサービスを指しています。今ではインフルエンサーという方がいると思いますので、何となく想像がつくでしょう。商品についてのツイートなどを繰り返すことでフォロワーを増やし、SNSを通して、商品を告知し、知ってもらえるレベルにまで持っていくことができれば強力な武器になります。

②リスティング広告、ディスプレイ広告、FB/Insta広告

自社サイトで商品を販売していきたいという方向けです。細かい広告の説明は割愛しますが、ネット販売をする場合は必ず活用する広告です。ターゲティング対象の調整、商品販売ページの見直し、出稿キーワードの調整、クリエイティブの検証を繰り返し、広告効果を最大化していきましょう。

③ECモール内広告

ECモール内の広告には、大きく2種類あります。「検索キーワードに合わせて表示される広告」「特集ページに掲載される広告」です。購入される可能性が高いと考えられるキーワードを商品名と商品説明に自然な形で複数回記載し、検索の表示対象になる状態を整えます。その後、売上が上がってくれば、検索順位も順当に上がっていきます。また、検索キーワードの獲得までには時間がかかることが多いため、検索ロジックの重要な要素である売上を「特集ページに掲載される広告」を活用し、一気に売上をあげていきます。(例えば、楽天市場の目玉商品枠など)

3.オリジナル商品のブランディング方法とは?

ブランディングというと、何となくかっこよさそうだな、よさげだな、というイメージを持つ人が多いのではないでしょうか?ここでは、ブランディングを「商品自体に持たせる世界観を正しくユーザーに伝え、一部のユーザーにファンとなってもらうこと」とします。

商品販売のプロセスに則って、説明していきます。

【ブランディング実施の購買プロセス】

  • 商品販売サイトにおいて、商品自体がもつ世界観を適切に表現するWEBページを作成する
  • ユーザーへの商品購入お礼メールで世界観を訴求する
  • 商品購入後もユーザーと接点を持ち続ける
  • ※商品の売上が高くなり、投資可能な金額が大きくなってからは、WEB以外の顧客接点でもブランドの世界観を訴求していく

 

商品販売サイトにおいて、商品自体がもつ世界観を適切に表現するWEBページを作成する

若い人の間では、アマゾンの影響もあり、検索して自分が欲しい情報のみを提供してくれるページ構成の方が好まれる傾向にあると思いますが、オリジナル商品、つまりD2Cブランドを目指す場合、自社商品のファンをつくるためにも、商品の世界観を伝え、気に入ってもらう必要があります。

そのため、ページでは単に商品画像を並べ、商品の機能的な説明をするだけではなく、商品製造の背景にある熱い想い、商品へのこだわり、どのような方に使ってもらいたいか、など商品のストーリーを語り、共感してもらうことができるページを目指します。

これができるかどうかで、ただの利益率が高い商品をつくることになるのか、世の人のQOLを上げる商品として多くの人に受け入れられる商品をつくることができるのか、が変わってきます。

ユーザーの商品購入お礼メールで世界観を訴求する

ユーザーに商品を購入してもらったあとも、お礼のメールを送りましょう。そこで商品に対する思いや、世界観を伝えられる体験ができるイベントなどへの招待を送るといいかもしれません。一回の購入体験でいかに自社商品のストーリーと魅力を伝えられるかが重要です。

商品購入後もユーザーと接点を持ち続ける

非常に重要なアクションです。オリジナル商品で利益を上げるには、リピーターをいかに作れるか?という観点が非常に重要です。商品購入者にリピーターになってもらうには、定期的にユーザーとの接点を持てるようにすることが必要です。「顧客情報に登録されたメルアドにセール情報などのメールを送る」、「APPを作成し、APPのプッシュ通知で新商品販売を伝える」、「商品に関連する記事を作成し、メディアとして発信する」といった方法があります。

4.終わりに

ここまでつらつらとオリジナル商品の販売方法について書いてきましたが、いかがでしょうか?何となくイメージがつかめましたでしょうか?正直実際にやってみていただかないと腑に落ちない部分あるかと思います。最近では、オリジナル商品の作り方についても、ハードルがかなり下がってきているので、BASEをつかって元手をかけずにやってみていただくのがよいと思います。

最後に、以下がオリジナル商品販売の極意となります。

  • 「売れれば利益を確保できるが、そもそも売りにくい」
  • ユーザーとの接点で、商品のストーリーを伝え続け、ファンをつくる
  • ユーザーと接点を持ち続ける

ぜひ自分が思い描く最高の商品を世に広めていきましょう!

amazonや各種ECモール、自社ECサイトの運営にお悩みなどあれば、ぜひ弊社に一度ご相談ください。以下問い合わせフォームからご連絡いただければ、ご返信させていただきます。

Writer米沢 洋平

株式会社Proteinum 代表取締役

大学卒業後、楽天株式会社に入社。 初期配属は東北エリアグループにて、牛タンやりんごなどの東北の名産品の販売支援に従事。 その他、アパレル業界を専門として、大手企業を中心に各種ECコンサルティング活動に従事 (のべ担当店舗数700以上)。楽天を卒業後、経営コンサルタントの道へ進み、小売企業を中心に様々な業界において経営コンサルティング業務に従事(事業戦略策定、実行支援、EC戦略策定等)その後、株式会社Proteinumを創業。”EC業界にとってなくてはならない存在に”をミッションに、現在は自社ブランドの立ち上げとクライアントのEC事業の支援に従事。

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